定期券に思う普段生活していて「不便だなぁ」「こうしたら良いのになぁ」と思うことがあります。 例えば磁気定期券を使ってて。 改めて。 私は普段電車を乗り継いで仕事場に向かうため、定期券を使っています。 片面の真ん中に縦長の穴が開いているタイプの定期入れに入れて。 1面にはスイカを、反対側の穴が開いている面に磁気定期券を。 1つの定期入れのそれぞれの面に1枚ずつ入れています。 スイカはタッチ式なので問題は当然無いのですが、もう1枚の磁気定期券が曲者です。 使う時にいちいち出さなくてはなりません。 真ん中の縦長の穴は定期券をスムーズに出すために設けられた穴で、この発想は 「上手いこと考えたな。」 と感心させられるばかりです。 何の問題もありません。 昨今、定期券がタッチ式になったとはいえ、まだまだ需要はあるでしょう。 特許を取っていたら笑いが止まらないのではないのでしょうか。 で、肝心の『私が不便に思っている事』なのですが、せっかくナイスアイデアな定期入れの真ん中の穴を台無しにしているのが、磁気定期券です。 あの表面がツルツルの磁気定期券です。 上書きが出来ない、期限が来たら使い捨てるしかない磁気定期券です。 「期限が切れたら印字面に数字と記号を書いて、トランプにでもしたらエコだな?」 と思えるくらい手触り指触りのツルツルな磁気定期券です。 私も最早ギンギンギラギラに脂ぎった肉食系サラリーマンの時代は過ぎ、会議のプリントを配るのも親指を一舐めしないとままならないほどカッサカサな枯れ草男子になりました。 改札に向かうエスカレーターの上で必死に磁気定期券を押し出す毎日に、 「定期の表面、ザラザラにしてくれないかなぁ。」 と、世のくたびれた棒鱈男子を代表して各公共交通機関の関係者の方々に、酷く掠れた声で消極的に訴えたいこの頃です。 |